沢村賞 該当者なし

こんにちは。
よしおです。

プロ野球でその時にもっとも活躍した先発完投型の投手に贈られるのが沢村栄治賞。

ただ残念ながら今年は、該当者なしという結論になったようです。

選考委員は、堀内恒夫委員長のほか、平松政次、村田兆治、北別府学、山田久志という往年の200勝投手で、彼らからみたらやはり物足りないのでしょうか。

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※画像はイメージです。

今年の候補選手は、セリーグが、山口俊(読売ジャイアンツ)、パリーグは、有原航平(日本ハム)の二人でした。二人とも15勝を挙げましたが、その他の項目で至らないことがあったからかと思います。

堀内委員長は、「非常にもめたが、沢村賞のレベルを下げたくなかった」と語っています。

沢村賞の基準は、15勝、150奪三振、10完投、防御率2.50、200投球回、25登板、勝率6割の7項目

山口投手は、15勝、188奪三振、26登板、勝率.789を基準をクリアしていますが、完投がゼロです。沢村賞が先発完投型の投手が対象としておきながら完投ゼロは頂けないと思います。

これは有原投手にも言えて、15勝、161奪三振、防御率2.46、勝率.652ながら完投は1回だけです。

例えば過去に4項目しか基準を満たしていない投手としては、2016年広島ジョンソンがいます。
ジョンソンは、15勝、防御率2.13、26登板、勝率.682で、完投も3回しかありませんでした。ただその内2回は完封が評価されたのでしょうか。

また2001年の松坂大輔は、15勝15敗で防御率3.60ながら、214奪三振、240投球回、33登板、12完投とフル回転して沢村賞を取っています。

現在、登板、投球回数が制限され、セットアッパー、クローザーと分業体制ですから、15勝だけでは弱いんでしょうね。

それは、堀内委員長も「成績が足りない」とコメントしています。

兵隊になった沢村栄治: 戦時下職業野球連盟の偽装工作 (ちくま新書)