断腸の思い

こんにちは、

よしおです。


断腸の思いという言葉が、これほどその意味とかけ離れた言い方をされた光景を見ました。


断腸の思いとは、中国の『世説新語』の古い故事を由来としています。


それは、中国の晋の国の話です。晋は、265年から420年まであった王朝です。

だから今から1,600年前以上前の話です。


そこに桓温(かんおん)という人物がいました。


ある日、桓温が戦場に向かうため船に乗っている時、谷を過ぎる際に家臣が猿の子供を捕まえます。


その様子を見ていた母猿が子猿を連れ戻そうと、随分と長い距離に渡って追いかけて船に飛び乗って来たのです。


しかし、母猿は安心感や心労からか苦しみながら泣き喚いた後、死んでしまったのです。

その後、母猿の腹を裂いてみると、腸が激しくちぎれていたそうです。


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この故事から、「腸がちぎれるほど悲しい」という意味の「断腸の思い」という言葉が出来ました。


桓温の家臣が子ザルに対してどのような行為をしたかはわかりませんが、母猿が悲しみもがくほどのことだったことから相当なことをしたようで、桓温は家臣をクビにしています。


それほどのことなのに、今週GOTOキャンペーンから東京都を外すことを発表した際の赤羽国土交通大臣は、官僚が書いた原稿を読むだけで、まったく気持ちが入っておらず、却ってその態度が、国民を舐めてんのか、と怒りを覚えました。


安倍首相の支持率が現在30数%まで下げっているということですが、

個人的にはまだそんなに支持する人がいるのか、というのが実感です。